レース展望

第1回道の駅ソレーネ周南杯争奪戦(2024/11/21〜2024/11/24)

ボートレース徳山では11月21日〜24日まで「第1回道の駅ソレーネ周南杯争奪戦」が開催される。4日間シリーズの短期決戦にA1勢からは武田光史(福井)、魚谷智之(兵庫)、重野哲之(静岡)、安達裕樹(三重)、大峯豊(山口)、古賀繁輝(佐賀)、松田祐季(福井)、篠崎仁志(福岡)が参戦。強豪ぞろいで熱い4日間となりそうだ。
V獲りへ燃えているのは篠崎仁志だろう。今年ここまで記念レースでは優出ゼロと苦戦しているが、一般戦では8優出4Vをマークする活躍。来年3月に地元若松で行われるSGボートレースクラシック出場に向けて勝負駆けの状況となっており、この徳山戦では是が非でも優勝が欲しいところだ。徳山は通算6優出1Vと相性に不安なし。頂点だけをめざして4日間攻め抜くのみだ。
徳山実績なら魚谷智之が群を抜く。当地通算12優出5Vをマークしており、そのうち5優出1VはG1で記録。07年に徳山周年で優勝している。近況も今年1月の徳山正月レースで白井英治ら地元山口の強豪たちを破って優勝したのが記憶に新しいところだ。今節もV争いを引っ張る可能性大だろう。
徳山相性なら重野哲之も見逃せない。当地は現在3節連続優出中。徳山前走となる7月の「ニッカン・コム杯争奪戦」では白井英治と熾烈なV争いを演じて優出2着に入っていた。今節も見せ場を作りそうな気配だ。
近況リズムなら武田光史に注目。9月の三国MB大賞で優出4着、10月の桐生周年で優出3着に入るなど記念レースで大暴れしている。徳山4回目の優勝をめざしてどんな走りを見せるのか必見だ。
迎え撃つ地元のエースは大峯豊。徳山通算37優出8Vを誇り、当地一般戦に限れば最近10節で8優出1VとコンスタントにV争いを沸かせている。今節は22年8月のお盆レース以来となる約2年3カ月ぶりの徳山優勝をつかみたい。
その他にも今年9優出2Vをマークしている松田祐季や、前期勝率7.04は今節出場メンバーのなかでトップの古賀繁輝、徳山8優出2Vの実績がある安達裕樹らがV争いへ名乗りをあげてきそう。その他にも前期勝率6.45で6期ぶりのA1級復帰を決めた平田健之佑(三重)や、7月の三国戦で約12年8カ月ぶりの優勝を飾った松下直也(兵庫)、前期勝率6.28のA1級初昇格を果たす葛原大陽(徳島)、6月の徳山戦「楽天銀行杯争奪戦」で優出4着に入った廣瀬真也(東京)らも目が離せない。


(データはすべて11月3日現在。カッコ内は所属支部)

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