レース展望
日本モーターボート選手会会長賞(2024/11/29〜2024/12/04)
ボートレース徳山では11月29日〜12月4日までの月またぎで「日本モーターボート選手会会長賞」が開催される。6日間シリーズの男女混合戦にA1勢からは島川光男(広島)、川北浩貴(滋賀)、末永由楽(岡山)、青木玄太(滋賀)、前田将太(福岡)、森野正弘(山口)、小池哲也(大阪)が参戦。冬の徳山で熱戦を繰り広げる。
V候補の筆頭格は前田将太。前期勝率7.33は今節出場メンバーのなかで断トツの数字だ。今年ここまで12優出2Vをマーク。近況も10月の若松周年で優出3着の活躍を見せ、10月末の戸田SGボートレースダービーでは準優3着で優出まであと一歩に迫るなど好調な走りが続いている。徳山相性も申し分なく、当地通算8優出3Vの実績。徳山最近5節で優勝3回という強さだ。下関SGチャレンジカップから徳山に転戦してくる前田が、V戦線を独走する可能性も十分だろう。
地元のエース格は森野正弘。徳山通算17優出3Vの実績があり、6月の徳山戦「楽天銀行杯争奪戦」で今垣光太郎らを破って優勝したのが記憶に新しいところだ。今節は今年2回目の徳山Vをめざしてどんな走りを見せるのか。
侮れないのは島川光男だ。8月の尼崎戦で約3年2カ月ぶりの優勝をマーク。その後も10月に芦屋戦と唐津戦で2節連続優出を飾るなど好リズムを維持している。来年1月に60歳の還暦を迎えるベテランだがその力はまだまだ健在だ。
その他では徳山3Vの実績を持つ川北浩貴や、8月の徳山お盆レース「黒神杯争奪戦」で優出3着に入った小池哲也、今年2Vをマークしている末永由楽、徳山2節連続優出中の青木玄太らに注目したいところ。また来期A1級昇格を決めた渋谷明憲(大阪)、黒柳浩孝(愛知)、森永隆(山口)、向井美鈴(山口)や、9月の徳山戦「デイリースポーツ杯争奪戦」で優出4着の好走を見せたばかりの山崎祥(山口)、下関G2レディースチャレンジカップから転戦してくる日高逸子(福岡)らも目が離せない。
(データはすべて11月10日現在。カッコ内は所属支部)
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