ボートレース徳山では7月26日から「スポーツ報知杯争奪戦」が開催される。A1勢からは三嶌誠司（香川）、鳥飼眞（福岡）、山本寛久（岡山）、繁野谷圭介（大阪）、正木聖賢（広島）、眞田英二（徳島）、枝尾賢（福岡）、竹田辰也（山口）、麻生慎介（広島）、濱本優一（大阪）、岡村慶太（福岡）、坪口竜也（長崎）、山崎郡（大阪）が参戦。A1級13人の豪華な顔ぶれで熾烈なV争いとなりそうだ。
V候補の筆頭格は岡村慶太か。前期勝率7.22は今節出場メンバーのなかでトップの数字だ。岡村は3月のボートレースクラシックでSGデビューを果たし、節間2勝をあげる活躍を披露。記念戦線で存在感を増している近況だ。徳山相性も良好で、昨年8月の「黒神杯」で優勝するなど当地3節連続優出中。今節もV争いを沸かせる可能性が高いだろう。
福岡勢では枝尾賢も見逃せない。昨年オーシャンカップとボートレースダービーでSG優出を果たすなど大ブレイク。今年もすでに9優出3Vをマークするなど好調な走りが続いている。徳山では今年1月に「中日スポーツ杯争奪戦」で優勝したばかり。当地2節連続Vを狙う戦いに注目だ。
近況の勢いでは山崎郡が群を抜く。5月にびわこGWレースと常滑G3企業杯で連続Vを飾ると、6月にも大村戦と下関戦で連続Vをマークする大活躍。今期に入ってからの勝率は8.27で、これは全選手中4位という好成績だ。今年10優出5Vの快進撃を見せている山崎が、ここで徳山初Vも掴み取るのか。
その他にも昨年12月の徳山戦でデビュー初Vを飾った坪口竜也や、地元のエース格を担う竹田辰也、徳山12優出5Vと当地好相性の山本寛久、3月の福岡戦で優勝するなどベテラン健在の三嶌誠司、徳山3Vの実績を持つ鳥飼眞と麻生慎介、A1級復帰を果たした繁野谷圭介、正木聖賢、眞田英二、濱本優一など強豪が多数登場。またA1勢以外にも徳山G1優勝2回の上瀧和則（佐賀）や、8月に65歳を迎える新良一規（山口）、アウト屋の小川晃司（福岡）など巧腕が揃っている。見どころ満載の6日間になりそうだ。


（データはすべて7月6日現在。カッコ内は所属支部）

山口92期の竹田辰也は7月の住之江戦で優勝。1･2･1･2･3･1･1･1着のオール3連対で今年初Vを飾った。今期に入って5節走って3優出1Vとリズム上々。各地でV争いを賑わしている近況だ。
そんな竹田だけに今節は徳山初Vを狙いたいところ。徳山ではこれまで16回も優出しているがまだ優勝はゼロ。優出2着の準Vが6回もあるなど、あと一歩で栄冠を掴めない節が続いている。下関では18年12月に優勝しているだけに、徳山でも地元Vを飾りたい。


（データはすべて7月6日現在）