戦前の徳山市(現・周南市)は、第三海軍燃料廠がある町として繁栄していたが、昭和20年5月及び7月の空襲により、市街地のほとんどが焼失。
戦後復興の財源確保のため、ボートレースの開催を計画。市議会の審議の上、昭和26年9月29日に「議案第197号モーターボート競走の施行について」を可決し、施行される運びとなった。
ボートレース場設置場所の選定、ボートレース場の建設、職員及び臨時従業員の募集、舟券の発売練習、配当の計算練習、宣伝方法、印刷物の選定などさまざまな準備を経て、昭和28年8月28日に初開催の日を迎えた。
開催初日の入場者は4,752名で売上は2,257,600円。翌々日30日は日曜日。快晴にも恵まれ、入場者数11,982名、売上は4,561,300円を記録した。
参考文献:競艇沿革史
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