山口県熊毛郡田布施町にボートレースチケットショップ「オラレ田布施」が誕生したのは16年12月10日。そのオープン8周年を祝うシリーズが「BTS田布施開設8周年記念 マクール杯争奪 男女W優勝戦」だ。男子24人、女子23人が参戦してそれぞれの優勝者を決める。
女子では平高奈菜（香川）に注目したい。女子賞金ランキング7位で2年ぶり8回目のクイーンズクライマックス出場が決定。この翌節に蒲郡での大一番を控えている。近況の平高は11月の三国オールレディースで約2年6カ月ぶりの優勝を飾り、下関レディースチャレンジカップでは優出3着に入るなど好調。徳山は通算7優出1Vと相性良好な水面でもあり、V戦線を引っ張る存在になってくる可能性大だろう。
田口節子（岡山）も楽しみだ。徳山は通算11優出4Vと相性抜群。昨年10月のヴィーナスシリーズで11戦10勝の準パーフェクトV、今年10月のオールレディースで11戦7勝のオール3連対Vを飾るなど、当地最近3節で3優出2Vをマークしている。徳山2節連続5回目の優勝を狙う戦いに注目したい。
その他にも徳山10優出1Vの寺田千恵（岡山）や、徳山2節連続優出中の佐々木裕美（山口）、来期A1級昇格の前田紗希（埼玉）と清水愛海（山口）、昨年3月に徳山ヴィーナスシリーズで優勝した喜井つかさ（岡山）、徳山2Vの金田幸子（岡山）など好メンバーがそろっておりV争いは激戦必至だ。
男子は地元の竹田辰也（山口）に期待がかかる。徳山通算29優出4Vは今節出場メンバーのなかで断トツの実績だ。前期勝率6.02で来期A2級降格が決まってしまったが、近況4節で3優出をマークするなどリズム上昇ムード。ここで優勝を飾って良い形で24年を締めくくりたい。
妹尾忠幸（岡山）も目が離せない。6月の徳山戦「九州スポーツ杯争奪戦」で優勝したのが記憶に新しいところ。近況も11月の大村戦で今年2回目の優勝を飾るなど好調が続いている。
その他では前期勝率6.91で今節男子トップの北山康介（東京）や、徳山前走となる7月の「YAB山口朝日放送杯争奪戦」で優出5着に入っている前田聖文（愛知）、今年10優出1Vと大きく飛躍した尾上雅也（埼玉）、徳山2Vの福島勇樹（東京）、来期A1級昇格を決めた森永淳（佐賀）と島川海輝（山口）、9月の徳山戦「デイリースポーツ杯争奪戦」で優出4着に入った山崎祥（山口）らも注目だ。

（データはすべて11月28日現在。カッコ内は所属支部）