ボートレース徳山ヒストリー
戦前の徳山市(現・周南市)は、第三海軍燃料廠がある町として繁栄していたが、昭和20年5月及び7月の空襲により、市街地のほとんどが焼失。
戦後復興の財源確保のため、ボートレースの開催を計画。市議会の審議の上、昭和26年9月29日に「議案第197号モーターボート競走の施行について」を可決し、施行される運びとなった。
ボートレース場設置場所の選定、ボートレース場の建設、職員及び臨時従業員の募集、舟券の発売練習、配当の計算練習、宣伝方法、印刷物の選定などさまざまな準備を経て、昭和28年8月28日に初開催の日を迎えた。
開催初日の入場者は4,752名で売上は2,257,600円。翌々日30日は日曜日。快晴にも恵まれ、入場者数11,982名、売上は4,561,300円を記録した。
参考文献:競艇沿革史
ボートレース徳山・歴史年表
1950年代
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1953年
ボートレース徳山が初開催。施行者は徳山市。
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1954年
第2回全日本選手権競走が開催され、登録第247号・松尾勝選手が優勝。
1960年代
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1963年
施設改善五カ年計画着手。
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1965年
電光掲示板を設置。施設改善記念特別競走が開催され、登録第262号・中村五喜選手が優勝。
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1966年
山口県光市がボートレース徳山の施行者に加わる。
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1967年
施設改善五カ年計画により、新スタンドが完成。
1970年代
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1974年
施設改善記念特別競走が開催され、登録第1481号・北原友次選手が優勝。
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1975年
山陽新幹線・徳山駅開業。
1980年代
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1980年
東スタンド新装オープン。施設改善記念特別競走が開催され、登録第2079号・安部邦男選手が優勝。
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1983年
早朝外向前売発売開始。
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1985年
モーターボート大賞が開催され、登録第1515号・彦坂郁雄選手が優勝。
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1986年
施設改善記念特別競走が開催され、登録第2606号・半田幸男選手が優勝。
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1987年
笹川賞競走の臨時特別場間場外発売が行われる。ボートレース徳山ほか5場で大型映像サービスを実施。
1990年代
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1990年
モーターボート大賞が開催され、登録第2205号・福永達夫選手が優勝。
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1991年
第5回新鋭王座決定戦が開催され、登録第3227号・長岡茂一選手が優勝。
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1992年
ボートレースチケットショップ呉がオープン。
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1994年
登録第3541号・三嶌誠司選手が1,800mのコースレコード1分44秒6を記録(2月27日第12レース)。
さらに登録第2090号・黒明良光選手が1,800mのコースレコードタイとなる1分44秒6を記録(3月17日第8レース)。 -
1995年
ボートレースチケットショップ呉に有料指定席を開設。
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1999年
西スタンドがオープン。
2000年代
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2002年
第15回女子王座決定戦が開催され、登録第3611号・岩崎芳美選手が優勝。
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2003年
施行者の徳山市が、新南陽市、熊毛郡熊毛町、都濃郡鹿野町と合併して周南市になる。
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2004年
第18回新鋭王座決定戦が開催され、登録第3902号・蜷川哲平選手が優勝。
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2007年
第20回女子王座決定戦が開催され、登録第3435号・寺田千恵選手が優勝。
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2008年
ボートレースチケットショップオラレ徳山がオープン。
2010年代
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2010年
第11回名人戦が開催され、登録第3024号・西島義則選手が優勝。
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2011年
2/9 モーニングレースを開始。
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2012年
第27回新鋭王座決定戦が開催され、登録第4418号・茅原悠紀選手が優勝。
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2016年
ボートレースチケットショップオラレ田布施がオープン。
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2018年
第28回グランドチャンピオンが開催され、登録第3897号・白井英治選手が優勝。
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2019年
第8回クイーンズクライマックスが開催され、登録第4611号・今井美亜選手が優勝。
2020年代
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2021年
第8回ヤングダービーが開催され、登録第4831号・羽野直也選手が優勝。
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2023年
第33回グランドチャンピオンが開催され、登録番号4586号・磯部誠選手が優勝。