ボートレース徳山では7月7日から「住信SBIネット銀行賞」が開催される。男女混合の6日間シリーズにA1勢から上瀧和則（佐賀）、仲口博崇（愛知）、吉川昭男（滋賀）、川北浩貴（滋賀）、平尾崇典（岡山）、森高一真（香川）、原田篤志（山口）、吉村正明（山口）、宮下元胤（愛知）、大上卓人（広島）が参戦。SGタイトルホルダーが多数登場する見応え満点のシリーズだ。
地元A1勢からは原田篤志と吉村正明も参戦する。原田は今年G1優出2回をマークするなど近況好調。この活躍が評価されて8月のSGボートレースメモリアルに徳山推薦で出場することも決まった。徳山は6月末にG3企業杯を走ったばかりだけに調整面などで優位に立てそう。シリーズ序盤から全開で突っ走りたい。吉村は昨年12月以来の徳山参戦。当地ではここ7節優出から遠ざかっているだけに、今節こそV争いを沸かせたいところだ。
遠征勢ではまず大上卓人に注目したい。前期勝率7.70は今節出場メンバーのなかでトップの数字。3月のG2秩父宮妃記念杯で優出3着、4月のG1戸田周年で優出5着に入るなど充実した走りが続いている。徳山は通算5優出0Vでまだ優勝歴こそないものの、18年のG1徳山周年で優出5着、21年の徳山G1中国地区選で優出6着、21年のG1徳山周年で優出4着に入るなど水面相性は抜群。今節は徳山初Vを掴みたい。
その他にも徳山G1優勝2回を誇る平尾崇典や、前期勝率7.52をマークするなど好調な仲口博崇、今年G1優出2回と勢いがある森高一真、A1級昇格を果たした上瀧和則と川北浩貴、今年6優出とコンスタントな活躍光る吉川昭男、2期連続A1級キープに成功した宮下元胤など強豪がズラリ。地元勢vs遠征勢の熾烈な戦いとなりそうだ。


（データはすべて6月21日現在。カッコ内は所属支部）
※寺田祥選手は欠場となりました。

山口120期の佐々木完太は5月の大村G2モーターボート誕生祭で優勝。初日からイン逃げ、6コースまくり差し、2コース差しで3連勝を飾るなど予選を1･1･1･2･2･6着でトップ通過し、準優・優勝戦はインから逃げ切って快勝。17年5月のデビューから約5年、25歳（当時）でG2タイトルホルダーの仲間入りを果たした。
佐々木は前期勝率5.73で3期ぶりのA2級降格となってしまったが、今期はG2制覇という最高の滑り出しを見せる格好に。A1級復帰に向けて幸先良いスタートを切った。この勢いで徳山初Vも狙いたいところ。当地では通算1優出0Vとあまり結果を残せていないだけに、今節は水面相性を払拭する一節にしたい。


（データはすべて6月21日現在）