ボートレース徳山の正月レース「tysテレビ山口杯争奪戦」が12月27日～1月1日の年またぎで開催される。地元の山口支部から大峯豊、長尾章平、末永祐輝、森野正弘、森永隆、佐々木完太らが参戦。2025年最初の徳山ウィナーの座をめざして激戦を繰り広げる。
V候補の筆頭格は大峯豊か。11月の徳山戦「第1回道の駅ソレーネ周南杯争奪戦」で1･5･1･1･3･1･1着のピンラッシュを見せて優勝したばかり。今節は徳山2節連続10回目の優勝をめざしての登場だ。大峯は徳山正月レースで過去10回もの優出歴があるが優勝はまだゼロ。今度こそ栄冠を手にしたい。
森野正弘は雪辱戦だ。12月の徳山戦「日本モーターボート選手会会長賞」に出場し、予選を5･1･1･1･2･2･1着の2位で通過する活躍。しかし準優1号艇でまさかの3着に敗れ、優出を逃す悔しい思いを味わった。今節はそのリベンジを果たしたい。
末永祐輝も無念を味わったばかりだ。11月の徳山戦「マンスリーBOATRACE杯争奪戦」で優勝戦1号艇に乗るも2着に敗れて優勝を取り逃がしている。22年のGWレース以来となる徳山2回目の優勝へ再挑戦だ。
近況のリズムなら佐々木完太か。最近5節で3優出1Vをマーク。10月に常滑一般戦で優勝を飾り、11月には大村一般戦（優出2着）と芦屋ルーキーシリーズ（優出5着）で連続優出をマークするなど好調な走りを見せている。
その他では14年に徳山正月レースで優勝している谷村一哉、前期勝率6.29をマークして2期ぶりのA1級復帰を決めた森永隆、11月の徳山戦「中日スポーツ杯争奪戦」で優出3着に入った江本真治、昨年の徳山正月レースで優出4着の前野竜一らもV争いに名乗りを挙げてきそう。
また遠征勢では10月の鳴門戦を制してデビュー22年目での初優勝を飾った片岡秀樹（徳島）に注目したい。


（データはすべて12月4日現在。カッコ内は所属支部）

山口123期の品川二千翔は前期勝率5.32をマーク。これまでの自己ベストは4.98（23年前期適用）だったが、大幅に上回る数字を残した。今期はA2級初昇格が明確な目標となってきそうだ。
近況は展示で好タイムを出すことが増え、前期の平均展示順位は2.80で自己ベスト。例えば7月の住之江戦では節間9走で展示一番時計6本を出し、6コースまくり差し、2コースまくり、4コースまくりで節間3勝をあげる活躍。9月の浜名湖戦では節間9走で展示一番時計5本を出して優出4着に入るなど、好パワーでV争いをかき回すことが増えてきた。今節もどんな暴れっぷりを見せるのか注目したい。


（データはすべて12月4日現在）