ボートレース徳山のゴールデンウイークレース「九州スポーツ杯争奪戦」が4月26日～5月1日まで開催される。地元の山口支部から白井英治、大峯豊、長尾章平、井本昌也、島川海輝、清水愛海らが登場。遠征勢からも田中和也（大阪）、小池哲也（大阪）、入海馨（岡山）らが参戦し、連休中の徳山を盛り上げる。
白井英治は雪辱戦だ。3月に徳山での「日本トーター杯争奪戦」に出場したが、予選道中でまさかの落水も喫するなど苦戦を強いられ、準優5号艇で3着に終わって敗退するという予想外の結果に。徳山連続優出が8でストップした。あれから約1カ月での徳山再登場。地元ファンの前でリベンジの走りを見せるべく燃えていることだろう。徳山通算27回目の優勝を狙う戦いに注目が集まる。
対抗一番手は大峯豊か。3月のG2徳山モーターボート大賞で優出5着に入る活躍を見せたばかりだ。1月の徳山正月レースでは予選をオール2連対でトップ通過するも準優1号艇で3着に終わって敗退しているだけに、今度こそ勝ち切って栄冠を手にしたいところ。徳山通算10回目の優勝をめざす。
その他にも地元山口勢からは今年4優出をマークしている長尾章平と井本昌也や、2月の徳山戦「サンケイスポーツ杯争奪戦」で優出5着に入った前野竜一、2月の下関戦で約1年7カ月ぶりの優勝を飾った江本真治、2月の徳山レディースVSルーキーズバトルで優出3着の清水愛海、今期勝率6.41でA1級復帰が見えてきた竹田辰也、1月の徳山正月レースで優出6着の柳瀬興志、3月の徳山ルーキーシリーズでデビュー初優出を飾った笹木香吾、2月の唐津戦で約10年7カ月ぶりの優勝を飾った清水攻二など楽しみなメンバーがそろっている。
遠征勢では田中和也に注目だ。今期6優出3Vをマークするなど近況好調。今期勝率7.50は今節出場メンバーのなかでトップの数字だ。徳山は通算7優出1Vで現在3節連続中と好相性で、2月の徳山戦「くだまつ健康パーク杯争奪戦」で優出3着に入ったのが記憶に新しいところ。今節も地元勢を押しのけてV争いに絡んできそうだ。
その他の遠征勢では3月のボートレースクラシックでSGデビューを果たした入海馨や、3期連続でA1級キープ中の小池哲也、2月の徳山戦「くだまつ健康パーク杯争奪戦」で優出6着に入った中村真（福岡）、今年3優出と好リズムの長谷川雅和（岡山）らが見逃せない。


（データはすべて2025年4月1日現在。カッコ内は所属支部）

山口84期の片岡恵里は浜名湖レディースチャンピオンの選考勝率が現在5.64。ボーダーラインのわずかに下で60位あたりという位置にいる。選考期間（24年6月～25年5月）は残り1カ月ほど。逆転の切符獲得に向けて勝負駆けの状況だ。
片岡はこれまでレディースチャンピオンに13回の出場歴。06年～16年まで12大会連続で出場するなどかつては常連組だった。しかし18年に出場したのを最後に、ここ6大会は切符を逃している状態。今年は7大会ぶりの出場へチャンスがあるだけに、ラスト1カ月で勝率アップして切符をつかみ取りたい。


（データはすべて2025年4月1日現在）